インタビュー -飯島信行社長-

この道50年以上の老舗の会社

我々夢工房は傘をはじめ、靴など色々な総合的な修理サービスを店舗展開しています。
同業他社に比べて色々とお客様の要望に合わせたメニュー展開をしており、傘は歴史的にかなり初期の頃から始めており、同業他社とは一線を画したかたちでさせていただいております。

-夢工房様の創業の年というのはどれくらいですか?

会社設立前からなのでもう50年以上の老舗です。
夢工房の一番始めは刃物研ぎから始まっています。面白いことに、街のなかでおじさんが刃物研ぎをしている時代があったんです。それを私が始めたのがきっかけで、そういうお仕事は便利屋さんみたいなもので傘の修理も合わせてしておりました。傘の修理も前のおじさんはやってくれたのに、お兄さんはできないの?と言われ、そのうち覚えてきますという流れになりまして。それから慌てて傘問屋に行って、部品を買って教えてもらい、そこから傘の修理事業は始まりました。なので、傘は刃物の次に始まった事業なんです。

-個人で事業を始められ、法人として設立なさるまでの経緯を教えてください。

はじめのうちは、個別訪問だったり、委託と言って看板を置いて集めてきてやるとか、色んな形態で始めて、最初は個別訪問ですから行かなければ遊んでいて良いと。(笑)
はじめのうちは遊び半分の気持ちでした。
ただ、雨が降れば仕事に行けないなど問題もあり、これでは少し不安定だなと思い出した頃に、最大手のミスターミニットさんが入ってきて、靴の修理も始まりました。そのうち効率よくスーパーの店頭にキャラバンといって、移動して店頭を借りてやる事業に展開していき、そのうち定着でやってくれとお客さんからの要望がスーパーの方にたくさん来るようになりました。

-キャラバン式ではなく、一定の場所でっていうことなんですね?

そうなんです。最初は月のうち10日とか20日とかで、我々もその一角で始めましたが、お客様のご要望がどんどん出てきて、定着してやってくれという話になり、またそれを見た他のスーパーの担当者がうちの店にも出さないかというかたちで徐々に広がっていったという感じです。

-最初は刃物研ぎからスタートして徐々に対象商品を拡がって、お客様の要望もあって。で、その途中で傘の修理も扱うようになってきたということですね。会社の設立をして今で何年くらいですか?

会社の設立から40年ほどですかね。