インタビュー -飯島信行社長-

単純に面白そうと思った

-今回弊社の晴雨兼用日傘との業務提携を飯島社長が決断していただいた理由を少しお伺いできればと思います。

お話を聞いて、単純に面白いなと。今までにない新しいことだったので。基本的に新しいことにチャンレンジするというのは、うちの社風としてずっと持ってきたものなので、これは面白い、我々もその船に乗っていければ、またそれはそれで面白いなというところが大きな動機といえば動機ですかね。

修理で一番大切なのは、部品があること

-今回自動開閉モデルの弊社の傘をご購入頂き、夢工房様でサポート頂くお客様に対してのメッセージを頂ければと思います。

現在、さまざまなメーカーさんが色々な規格で傘を展開しているので、修理の仕方がかなり変わって来ています。部品もそれぞれ違うので。

例えば、今まで自動開閉の折り畳みというのは、ほんの一部を除いてほぼ芯棒が壊れた場合、対応が出来ない。極端な場合、自動開閉を辞め、普通の手開きの傘にするのであれば直せますよ。という提案をしたりします。現時点で、一部部品提供を頂いているブランドもありますが、修理をし、とりあえず最低限お客様が傘を使えるという、機能は落ちてしまうという提案をせざるを得なかった。

しかし、今回HIYARIさんの方から、部品の提供がちゃんとありますというお話頂けたので、我々は修理そのもののグレードアップが出来るという所で、これはお客様に対するサービスのグレードも上がるし、我々の今まで欲してたものが合致し、非常に望ましい形で業務提携が出来るということに非常に魅力を感じています。

使い捨てるではなく、大切に使って欲しい

傘は単価的にはそんなに高いものではない。それでもしっかりと修理の依頼をされるお客様からよく聞く言葉は、買えば新しくて綺麗なものは買えるけど、ちゃんと修理して使うということを子どもに教えたいので、ということをお客様から時々聞きます。

どうしても今忙しい時代で、すごいスピードで1分1秒を争うと言ってもいいと思いますが、その中で傘を持たずに外出して、急な雨でパッと使い捨てを購入することもあると思いますが、それとは別に晴れの日に傘を買いに行き、長く使いたいって時に壊れたのに、修理する手段がないから仕方なく捨てる。それはもったいないと思うんです。

使い捨てるのではなく、愛着のある商品を大切に長く使っていただきたいと心から思いますね。