男性の新習慣!熱中症予防のための日傘の活用法

「日傘男子」という言葉を聞いたことはありませんか? 日本のなかでも暑いことで有名な埼
玉県熊谷市では、自治体主導の熱中症対策の一つとして「日傘男子」の普及に力を入れていま
す。一昔前までは、日傘は夏の日焼けを気にする女性が使用するものという印象がありまし
た。しかし、近年の気候変動が原因で、災害級とも言える暑さ対策に、男性にとっても日傘
が必須アイテムとなりつつあります。

この記事では、できるだけ多くの男性に日傘の重要性を知っていただけるように、日傘のメ
リット・正しい使い方・コーディネートのご提案まで詳しく解説します。

1.男性向け|日傘を使用するメリットとは

暑い夏の日差しは、楽しい季節の象徴です。しかし、熱中症や紫外線による肌へのダメージ
といったリスクも伴います。日傘を使用することで得られるメリットを具体的に解説しま
す。

1-1.熱中症予防に効果的

熱中症は、気温や湿度が高い環境に長時間いることで体温調節がうまく働かなくなる病気で
す。熱中症のなかでも太陽の直射日光が原因で発症するものは日射病と呼びます。日射病は
長時間にわたって直射日光を浴びることで大量の汗をかいて脱水状態になります。

日傘は、直射日光を遮ることで日射病を予防することが可能です。また、体感温度を下げることもできるため、熱中症の予防にもなります。

環境省の調査では、日傘の使用により、体感温度を約 3〜7 度低下させ、汗の量が約 17%減
少できるとされています。

1-2.日焼けと紫外線からの肌を守る

日傘で得られるもう一つのメリットは、紫外線から肌を守ることです。紫外線を長時間浴び
ると、日焼け・シミ・しわなどの肌トラブルの原因となります。

紫外線カット率の高い日傘を使用することで、これらのリスクを大きく減少できます。今で
は、美容に対する意識は、男女問わず高まっており、さまざまな肌トラブルの原因である紫
外線への対策には、日傘は最適な選択肢の 1 つです。

2.日傘の使い方|日常生活で日傘を上手に活用する方法

日傘を効果的に活用するための方法を 3 つ紹介します。

2-1.日差しの強い日には

日差しが特に強い 10 時〜14 時の時間帯は、紫外線が最も強くなります。この時間帯は日傘
を積極的に使用し、日陰を作ることで肌に浴びる紫外線量を減らすことができます。また、
この時間帯は日差しとともに気温も高くなるため、日傘で体感気温を下げると快適に過ごす
ことができます。体に近づけて使用すると、直射日光だけでなく、照り返す光にも効果があ
ります。さらに、太陽がある方角に向けて調節するとより効果的です。

2-2.雨の日にも使える晴雨兼用日傘

晴雨兼用の日傘は、撥水加工が施されています。そのため、急な雨にも対応可能です。しか
し、一般的には、晴雨兼用日傘のはっ水や耐水度は、通常の雨傘と比較して劣るため、長時
間の強い雨には適していません。

ただし製品のなかには、通常の雨傘に遜色ない、あるいはそれを超える優れたはっ水や耐水
度を持つ製品も存在します。晴雨兼用の日傘は、急な天候の変化にも対応できるため、非常
に便利で信頼できるアイテムです。

2-3.コンパクトな存在感

軽量で折りたためるタイプの日傘は、バッグに収納しても場所を取らず、常時持ち歩くこと
ができます。また、荷物があっても便利なワンタッチオープンタイプや、男性にも握りやす
い持ち手など、コンパクトの中にも使いやすさにこだわった工夫もされている製品も販売さ
れています。

3.日傘とコーディネート

最近の日傘は、シンプルでユニセックスなデザインが豊富にそろい、さまざまなシーンに合
わせて使用できます。シンプルな白や黒の日傘は、ビジネススタイルにも最適です。スーツ
と色を合わせることで、全体のコーディネートを引き締める効果があります。

また、カジュアルなスタイルには、色や柄が入った日傘タイプを合わせるとちょっとしたア
クセントとして引き立ち、全体をおしゃれにまとめることができます。

まとめ

日傘は男性であっても、熱中症、日射病対策、紫外線対策に役立ち、ファッションアイテム
としても注目を集めています。とくに、炎天下で働くビジネスマンや子育て中のお父さんた
ちにも、日傘はおすすめです。なかには、自治体が主導して日傘の使用を推奨している地域
もあります。

日傘は暑さ、直射日光、紫外線対策の新たな選択肢として、また快適な日常を過ごすための
パートナーとなるでしょう。ぜひ一度、日傘を試してみてください。


-この記事を監修した医師のご紹介-

現役美容皮膚科医 成田医師

2011年医師免許取得。初期臨床研修を経て総合診療医として幅広い分野の治療に携わる。現在は美容系クリニックで美容皮膚科を中心とした診療に従事している。

灼熱の太陽の下でも、ひやり。
放射冷却効果で通常の日傘と比べ「体感温度 -6.3℃」を実現
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※記事の医学的な内容について、上記医師が確認しております。記事内で紹介している商品を医師が推奨するものではありません。